2月5日(水)から7日(金)まで、東京ビッグサイトで開催された見本市「第27回グルメ&ダイニングスタイルショー春2020」に参加しました。当見本市は、約300の事業者がブースを設け、期間中に国内外から約3万人もの販売事業所が来場する一大イベントです。
 当所会員より5事業所の商品を展示し、2事業所は担当者自らブース前に立ち、来場者に対し試食や自社商品の説明を行ないました。また、同業者との交流を深める機会もあり、商品のブラッシュアップにつながるきっかけとなりました。
 3日間を通し、多数の来場者と接することができ、参加いただいた事業所商品のPRはできたかと思います。今回初めての参加で準備不足な点がありました。この点は、次回への反省として活かしていきたいと思います。
 ご協力いただきました事業所の皆様、ありがとうございました。

展示商品、試食の様子 


 1月28日(火)、31日(金)の両日、販路拡大を目指す事業者に対して、EC・ネット販売の種類や実施方法、その有効性について専門家を派遣し支援を行ないました。
 専門家には藤田電機㈱ 藤田正紀氏を招き、事業所のホームページの診断や大手EC・ネット販売サイト、地域産品を取り扱ったEC・ネット販売サイトを紹介し、メリット、デメリットについての説明を行ないました。人手不足やコストの問題から、首都圏への販路開拓で商談会や展示会へ出展できない事業所や販路拡大について手つかずといった事業所もあり、これら事業所に対してEC・ネット販売活用に向けて継続的に支援してまいります。

ECネット販売の説明 


 小規模事業者が持続的発展をするために、自社の現状や課題を抽出し、課題解決に向けて、専門家と一緒になって事業計画を作成する支援が1月30日(木)終了いたしました。
 専門家には、中小企業診断士の多田 稔氏を招き、15日間で10事業所の支援を行ないました。作成した事業計画は、資金調達や販路拡大に対する補助金の基礎資料となることから大変好評でした。
 この事業計画策定支援は、来年度(令和2年度)も行なう予定です。


 1月28日(火)午後6時より、愛媛大学研究成果発表会「地域特産品を利用した商品開発セミナー」を開催しました。講師には、愛媛大学農学部より渡部保夫教授、菅原卓也教授をお迎えし、当地域の特産品である、「はだか麦」や「もち麦」、柑橘類に含まれる成分について、実証結果から得られた機能や効能についての説明をしていただきました。そして、それらの成分を利用した企業との共同開発の食料品について、事例を交えながら講演していただきました。
 中小企業者の新商品開発は、時間やコストがかかり、容易ではないため、参加者からは「大学の研究成果が良く分かった。」「何か取り組めるものを考えたい。」「機能性を知ることにより販売方法が変わってくる。」「付加価値(機能性食品)や差別化が重要。」などの意見が出ておりました。
 今後、当所では大学との連携を希望する会員事業所の皆様を支援してまいります。

食品開発についてのセミナー 


 1月20日(月)から1月26(日)まで、東京駅直結の新丸の内ビルにある「日本のご馳走えん」において、首都圏等へ販路開拓を目指す小規模事業者を支援することを目的とし、首都圏におけるテストマーケティング(アンケート調査)を実施しました。当所会員より5事業所にご参加いただき、自社商品の試食や対面販売にてPRを行ない、味や価格、パッケージなどについて、首都圏の消費者が求める商品がどのようなものか、お客様の生の声を聞く良い機会となりました。
今回収集した意見を参考に、今後も商品のブラッシュアップや新たな販売戦略等に向け、引き続き会員事業所の皆様を支援してまいります。
 ご参加くださいました事業所の皆様、ありがとうございました。

テストマーケティングの様子