水都西条21提言
平成10年4月

水都西条21提言

平成10年4月23日(株)、午後4時より西条商工会館4階大ホールに於いて、『水都西条21』のメンバーと行政関係者との懇談会が開催されました。
『水都西条21』は「21世紀の西条を独創性豊かな地域社会とするために何が必要なのか考えてみよう」との久門会頭の呼びかけで、市内各種団体の青年層を中心とする約40名のメンバーにより、平成8年12月27日に発足しました。以後、臨海、山岳、まち、人づくり、観光の5つの部会で、一年数ヶ月にわたり討議を重ね、その結果を3つの提言と1つの提案にまとめ、今回行政関係者に披露しました。
その提言、提案内容は次の通りです。

提言1: 「加茂川河口野烏公園」の創造

臨海部に急がれるまちづくりの方向性は、「レジャー機能」と「環境保全」とを主眼に置いた「白然を活かしたゆとりある空間」の創造である。具体策として、国内に生息する野鳥555種類のうち加茂川河口域では、実に165種類が観察されてお り、当市のかくれた自然資源のひとつで、現在の鳥獣保護区を拡大するとともに、野烏による農・への影響を考慮しながら野烏観察環境を整備するという構想で、事業予算は30~50億円で2005年の完成をめざす。

提言2: 「うちぬき基金」の創設

西条の限リある水「うちぬき」を守るためには、森林を守ることがもっとも重要であると考え、森林保護策として、市民・企業の負担金からなる「うちぬき基金」を創設し、森林の育成、保護、林道の整備により恒久的な水源の確保を図る。

提言3: 「西条文庫」の建設

老朽化及び手狭となっている現在の市立図書館は市民の要望を充たしておらず、早急な対応が必要であり、総合的情報基地、研究・学習機能、地域住民のコミュニケーション醸成機能をそれぞれ持った新図書館を建設する

提案: 地域振興のための組織づくりについての提案

地域振興事業に関して、白然環境保全や改善を推進する場合、行政主体というのが一般的状況であるが、自分達が暮らす地域の自然環境保全や改善に対して、一人ひとりが白主的に参画し役割を果たす方法として、グランドワーク(注)の手法を活用した組織・活動母体を構築する。

(注)「グランドワーク」とは
住民、行政、企業の三者がパートナーシップを組み、生活の現場(グランド)に関する創造活動(ワーク)を行うことにより、生活の最も基本的な要素である白然環境や地域社会を整備・改善していく活動をいう。